有給休暇取得に向けた勤怠管理のポイント

もちろん有給休暇といったものは、当然に働いている方々に与えられた権利であるといえますし、また事前に申請している以上は、基本的には会社側にも、その申請された日に有給休暇を与えることが当然に求められることになるといえるかと思います。とはいっても、こうした有給休暇に関する上記のような建前とは別にして、やはりその日に休むことで、同じ職場で働くメンバーにしわ寄せがいったりすることはもちろん、1日といっても現在の最少人数で業務プロセスをまわすことが求められている企業社会においては、何らかの影響は発生せざるを得ないといったことももちろんありますし、また休むことに対する周りのメンバーの目もある程度は意識せざるを得ないといったことから、自らの勤務状況や作業進捗、メンバー間への周知徹底等を含めた、適切な勤怠管理をどのように行うかが非常に重要なポイントとなります。


そうした意味では、有給休暇を取得する際の、事前の自分の勤怠管理についてどのように行うことが、職場と自分の双方にとって望ましいものであるのかということを考えてみたいと思います。まずは、当たり前ですが、有給休暇を取得する前日までには、自分がやらなければならない仕事はもちろん終わらせておくこと、また当日なにか不都合がないように、周りの方や顧客先、取引先といった関連者の中で当日問い合わせ等の連絡があるような方に対しても、出来る限り事前に連絡をしておくといった勤怠管理が必要となります。また、もし当日緊急でどうしても連絡をしなければならないといったことも踏まえて、「何時から何時であれば、電話に出ることが可能」「何時から何時であれば、メールを確認して連絡することは可能」といったような、連絡の対応もしておいてあげるといいでしょう。


これは、きちんと自分は皆さんの仕事を心配しているというアピールにもなりますし、事前の準備をきちんとしていればそんなに当日休みの日の中で、連絡が来ることもないので、安心して伝えてあげてもいいかと思います。上記のような勤怠管理をいちいち行うのは大変ではないかと考えるかもしれませんが、これは、まさにお互い様ということで、逆に、自分以外の職場のメンバーの方が有給休暇を取る際に、自分がここまで率先して勤怠管理をしっかりしているということを見せていれば、他のメンバーの方も、それを意識して、一定の基準での対応をしてくれるようになり、他の方が休んだときに自分も対応しやすくなるというメリットも見込まれます。